医療法人豊仁会三井病院
埼玉県川越市連雀町19-3
049-222-5321(代表) 診療予約は音声案内「1」を押して下さい。

乳腺センター

乳腺センターの紹介
乳腺外科、乳腺腫瘍内科、形成外科
乳がんの治療・経過観察は、一般に手術後10年と長期間に及びます。
三井病院 乳腺センターでは、川越市や近郊にお住いの患者さんが遠方に行かなくても、地元で専門医の診察を受けることができます。
乳腺外科、乳腺腫瘍内科、形成外科を含む当院のチームが一丸となり乳がんの精密検査、最良の治療を提供します。
  • 三井病院は日本乳がん学会認定施設です。
  • 日本乳がん学会専門医・指導医である秦院長をはじめ、担当医全員が経験豊富な学会専門医であり、安心して精密検査や手術治療を受けていただけます。
  • 検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師の認定を受けた女性技師が在籍しております。乳房の撮影技術に関して高度な知識と技能を有し、正確で質の高い画像を提供することができます。これにより乳がんの早期発見と医師による診断の精度が向上します。
  • 乳腺センターは乳がんをはじめ良性腫瘍(線維腺腫、乳管内乳頭腫)、感染性病変(乳腺炎・乳輪下膿瘍)、肉芽腫性乳腺炎など乳腺疾患全般に対し診療しています。
  • 乳がんの治療・経過観察は、一般に手術後10年と長期間に及びます。三井病院 乳腺センターでは、川越市や近郊にお住いの患者さんが遠方に行かなくても、地元で乳がんの精密検査、最良の治療が受けられることを目指しています。
  • 乳腺外科、乳腺腫瘍内科、形成外科など関連する部署がチームで一丸となり、乳がんの診断、手術治療、薬物療法、リハビリテーションなど高度な医療を提供しています。
  • 乳房・脇の下のしこりや痛み、違和感、皮膚のひきつれ、乳頭からの分泌物・出血などの症状や、乳がん検診で精査が必要となった方に精密検査を行います。
  • 特に症状のない、乳がん検診のご希望は、三井病院検診センター、三井クリニックで承っています。企業検診、川越市乳がん検診にも対応しております。予約時にお申し出ください。近年はマンモグラフィだけでなく乳房エコー検診のご希望が増えております。女性スタッフによる乳房エコー検診をお申込みいただけます。
ご利用時の案内
  • ワンピースやつなぎ等の上下のつながった服は避け、着替えやすい服装でおこし下さい。
  • 保険診療・検診ともに保険証を持参ください
  • 三井病院乳腺センター、三井クリニックは2か月前から予約が可能です。
  • 三井病院総合健診センターは毎年4月から年度内(4月~翌年3月末まで)の予約が可能です。
 
乳腺外科・乳腺腫瘍内科
  • 乳腺外科・乳腺腫瘍内科 外来担当医表
  • 乳腺外科・乳腺腫瘍内科 医師紹介
  • 精密検査について
  • 乳房・脇の下のしこりや痛み、違和感、皮膚のひきつれ、乳頭からの分泌物・出血などの症状や、乳がん検診で要精査がとなった方には保険診療で精密検査を行います。

    マンモグラフィや超音波検査を行い、病変の有無を確認します。仮に病変が見つかった時は、細胞・組織診断を行う場合と経過観察を行う場合があります。細胞・組織診断は病変の大きさ・性質に応じて細胞診、針生検、吸引式乳房組織生検(Celero)を行っています。通常結果が出るのに2週間ほどかかります。

    乳頭からの異常分泌のある方には分泌物中CEA測定、乳管造影、乳房造影MRI、選択的乳管切除術を行う場合があります。

  • 経過観察について
  • マンモグラフィや超音波検査を行い、病変の変化を確認します。

    次回診察(6ヶ月後、12か月後)の電話予約を医師から指示された患者さんへ

    日程ギリギリになりますと診察・検査予約が埋まり、ご希望通りの日程でのご案内が難しいことがあります。予約受付は2か月前から開始しておりますので、余裕をもってお電話することをお勧めします。予約票にも記載しておりますが、最終受診日より1年3ヶ月経過した場合、診察時に医師と改めて必要な検査の相談が必要です。検査予約は診察後になりますので、ご注意ください。

  • 乳がんの検査・治療について
  • 乳がんと診断された場合には、乳がんのタイプ(ホルモン受容体、HER2、Ki67、グレード)と乳がんの進行度(ステージ)を検査します。さらに、年齢・心肺機能・合併症の有無に応じて治療が決定されます。外来で可能な検査は通院で受けていただきます。

    設備・施設紹介

乳がんに対する手術は、乳がんの乳房内の広がりやわきの下のリンパ節転移の有無に応じて術式(乳房切除、乳房温存術、センチネルリンパ節生検、腋窩リンパ節郭清)が決定されます。

形成外科と乳腺外科が協力し、当院で乳房再建も行っています。詳しくは、当院形成外科のホームページをご参照ください。

形成外科

乳がんに対する薬物療法は、乳腺外科と乳腺腫瘍内科が協力し、ホルモン療法、化学療法、分子標的治療に対応しています。

腫瘍内科

放射線治療を必要とする場合は、当院と連携しているご自宅から通院しやすい施設で行っています。主に、埼玉医科大学総合医療センター 放射線科と連携しております。

乳がんのタイプ、進行度にもよりますが、術後は少なくとも10年間の経過観察・定期検査を行います。

HBOCコンソーシアムの講習を受けた医師が遺伝カウンセリングを行っています。

遺伝カウンセリング外来

乳がん・卵巣がんの5~10%は、遺伝的な要因が強く関係していると考えられています

遺伝カウンセリング外来は、遺伝子検査や遺伝カウンセリングを行う専門外来です。
プライバシーにも十分配慮し、カウンセリングでは患者さまやご家族の状況をお伺いし、医学的情報を分かりやすく説明いたします。予防や早期発見・早期治療、また社会的サポートについての役立つ情報をお伝えし、患者さまにあったより良い対処法を選択する手助けをいたします。

遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC)の情報サイト


なお、BRACAnalysis診断システム検査に関わる遺伝相談については埼玉医科大学総合医療センターと診療連携をとっています。
BRCA遺伝子変異の診断は、乳腺専門医、がん薬物療法専門医、あるいは十分な乳癌薬物療法の経験を有する医師が行い、日本HBOCコンソーシアム、 あるいは日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構等が主催する教育セミナーの受講が望ましいとされています。当院では病院長の秦医師が教育セミナーを受講しております。