医療法人豊仁会三井病院
埼玉県川越市連雀町19-3
049-222-5321(代表) 診療予約は音声案内「1」を押して下さい。

血液浄化センター

当センターの特徴

当院の透析センターでは全台On-line HDF可能な透析装置を取り揃えております。
より良い透析治療が行なえるよう、透析液清浄化を心掛け、患者様1人1人にあった透析治療をご提案していきます。
周辺の医療施設や院内の関連部署との連携を密に行なっており、症状の悪化や透析以外での入院が必要になった場合には三井病院での入院加療が可能となっております。
必要に応じて関連施設へのご紹介も可能ですので、透析以外でもご安心いただける環境となっております。

透析療法に関わる病気

 
糖尿病性腎症
糖尿病の管理が悪く高血糖状態が続き、糸球体や血管の障害が進行する。  
 
慢性糸球体腎炎
たんぱく尿、血尿が1年以上続く。  
 
腎硬化症
高血圧や高脂血症が長く続き、腎臓内の細い動脈が硬化する。  
 
多発性のう胞腎
腎臓の中で袋状の嚢胞が多く発生し、腎臓を圧迫して肥大させ、腎臓に障害を与える遺伝性の病気。  
 
慢性腎盂腎炎
細菌が腎盂・腎杯および腎皮質にまで感染して炎症を起こす。  

実施可能な透析療法と血液浄化療法

  • 血液透析(HD)
  • On-line HDF(OHDF)
  • 腹水ろ過濃縮静注法(CART)
  • 顆粒球除去療法(GCAP)

血液透析(HD)

最も標準的な治療法で、血液を体外に取り出し、血液中の不要な老廃物と水分を除去します。同時にナトリウム・カリウム・カルシウムなどの電解質を正常域に補正し、血液のpHを改善して、きれいになった血液を体内に戻します。

血液透析ろ過(HDF)

血液透析(HD)と血液ろ過(HF)を組み合わせた治療法で、循環動態の不安定な患者様に適用されます。関節痛やイライラ、不眠などの長期透析患者様に起こるβ2MG起因の症状改善に期待できる治療法です。

オンラインHDF(On-line HDF)

オンラインHDFでは管理・清浄化された透析液を補液として直接使用する治療法です。透析液を補液にすることで、これまでと比較して大量置換が可能となり、透析効率の向上が可能となりました。

透析液清浄化

透析液の清浄化は、患者さんの合併症や、生命予後に関与していきます。透析液のエンドトキシン、細菌培養、水質検査において各ガイドラインに従い定期的な検査の実施と管理を行っています。

個室

当院血液浄化センターでは、血液浄化センター内に感染者用として個室を2室準備しております。

旅行透析

川越は観光の町。ご旅行の合間に透析も可能となっております。
出張やご家族の集まりなど、お出かけの先での透析施設としてご利用の際は、まずはお電話にてお問い合わせ下さい。

リハビリテーション施設の充実

多くの透析患者様は『フレイル』(筋肉虚弱)の状態にあると考えられます。
透析療法を受けていることで筋力を低下させやすい状況を作っています。安静にしすぎると筋力や呼吸器や心臓も働きにくくなりますので、筋力をつけるサポートを致します。

入院透析

必要がある時は入院できます。 症状の悪化や透析以外での入院が必要になった場合、当院への入院と治療も可能となっております。

各種検査

血液検査・レントゲン・CT・MRI・内視鏡検査など、検査設備が整っております。

院内設備のご案内 

介護サービスの相談・調整

関連施設に『特別養護老人ホーム ここしあ』がございます。

特別養護老人ホーム ここしあ 

栄養指導

管理栄養士と日々の食生活についてご相談いただけます。個別での栄養指導も行っております。

眼科

白内障や糖尿病による網膜症など、当院眼科にて検査と治療を行うことが可能となっております。

眼科 

皮膚科・形成外科

糖尿病や長期の透析による石灰化で潰瘍や壊疽が起こることもございます。当院では皮膚科や形成外科での診療、整形外科での治療も可能となっております。

送迎サービス

ご高齢や体の不自由な方など通院が困難な方のために送迎サービスをご用意致しました。 当院スタッフにより患者様のご自宅玄関前まで無料で送迎を致します。 送迎範囲、送迎対象となる条件など、詳細はお問い合わせください。

透析スケジュール

 
9:00~
14:00~

お問い合わせについて

血液浄化センター

049-236-3056(直通)
お問い合わせ、ご予約の変更などは直通番号へお電話下さい。
受付:9:00~17:00
(日祝除く、土曜のみ16:30まで)

※お問い合わせの際に、お掛け間違いが発生しております。
お掛け間違いのないよう電話番号のご確認をお願い致します。