そんな願いを込めて、川越三井病院では乳腺外科医と形成外科医が協力のもと乳房再建術を行っています。患者さま、お一人おひとりに適したタイミング、術式をご提案いたします。
♥ 乳がん手術などで失われた乳房を取り戻すことです。
♥ 大きく分けて2つの方法(シリコンインプラントによる方法、自分の組織による方法)があります。それぞれに利点と欠点があります。
一次再建(同時再建) | 乳がん手術と同時に行う方法です。 手術を同時に行うので、二次再建より手術の回数が少なく乳房の喪失感が少ないのが特徴です。 |
ニ次再建 | 乳がん手術後、半年後以降に行う方法です。 一次再建に比べ手術回数は多くなりますが、再建についてじっくりと考える時間があります。また手術の合併症も少なくなります。過去に手術をされた方も再建手術が可能です。 |
一期再建 | エキスパンダーを使用せず、1回でふくらみを再建します。 |
ニ期再建 | エキスパンダーを使用して二段階でふくらみを再建します。乳房の皮膚をのばしてから中身を再建します。 |
シリコンで綺麗に再建できるかどうかは、乳癌手術の後に残っている組織の量に大きく影響される、と言われています。
そのほかに、対側の乳房のかたちや体型、自家組織再建ではとくに、再建術者の技量が大きく左右します。