恥ずかしい、痛い…そのような検査は重篤でない限り最初から行うことはありません。患者さまのご希望に十分配慮した治療を心がけております。
泌尿器科は尿路である腎臓、尿管、膀胱、尿道などの疾患と男性の生殖器(前立腺、精巣、陰茎など)や内分泌である副腎、さらに小児泌尿器に関わる疾患を扱います。
これらの臓器のがん・結石を始め、尿失禁、さらに男女を問わず排尿困難や頻尿などの排尿に関連するすべての症状の治療を担当します。
泌尿器科領域のニーズは現代の高齢化社会に於いて年々増加し、より専門的で柔軟な治療方法が望まれております。
泌尿器科では患者さまの症状に合った治療方法と常にハイレベルな治療を提供するよう努めております。
泌尿器科であつかうがんのうち、一番多いのが前立腺がんです。 最新のスウェーデンからの研究成果(※)では、14年間の長期間の研究の結果、PSA検診の受診により、前立腺がん死亡の危険率が44%減少する事が証明されました。
引用元:Hugosson J, Carlsson S, Aus G, et al. Mortality results from the Göteborg randomised population-based prostate-cancer screening trial. Lancet Oncol. 2010; 11: 725-32.
前立腺腫瘍マーカー検査によりPSA(前立腺特異抗原)の値を調べたり、泌尿器科医による前立腺の触診を行います。
PSA検査を用いた前立腺がん検診は、最新の死亡率低下効果に関する無作為化比較対照試験(RCT)によって、効率よく、確実に死亡率低下効果を得られることが証明されました。
当院の健診センターではお手軽に、健康診断や人間ドックと一緒に前立腺腫瘍マーカー検査を受けられます。(オプション検査)
前立腺がんが前立腺に留まっている場合は手術で前立腺を摘出します。転移がある場合はホルモン治療(飲み薬と注射)を行います。放射線治療が選択される場合もあります。
放射線治療としては外から放射線をあてる外照射と密封小線源療法といって放射性物質のチップを前立腺に埋め込む方法があります。病期によって適応が異なります。
ホルモン治療が効かなくなった場合には化学療法を行う場合がありますが、当院では化学療法室を完備しておりますので、外来通院で治療を続けることが可能です。
初診の方には、受付時に問診票をご記入いただきます。下記よりダウンロード(PDF)できますので、ご来院前にご記入のうえお持ちいただくと受付がスムーズです。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 | 石田(鈴木) 綾乃※ | 杉本 周路 | 松井 強 (第2,4週) |
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午後 | 杉本 周路 (第2.4週) | 鏑木 直人 (第1.3.4.5週) | 川端 惇也 | 松井 強 (第2,4週) |