昨年は新型コロナウイルスの感染拡大によって、日本のみならず世界中が大きく揺らいだ一年となりました。その中で当院に多大なるご厚情を賜り心より御礼申し上げます。
昨年当院は小児科を開設し、小児科専門医の田中理砂医師が就任しました。 田中医師はこれまで大学病院講師として経験と知識を備え、これからは皆さまのお子さんやお孫さんの身近なかかりつけ医として頑張る所存です。また総合内科では高橋輝美医師が就任し、外来から入院治療までの内科診療の質の向上に貢献しています。両医師共にどうぞよろしくお願いいたします。
そして当院は急性期総合病院として乳がん、消化器がんを中心としたがんの診療、関節疾患を中心とした整形外科の診療、そして肺炎、脳卒中などを中心とした内科全身疾患の診療を軸として全スタッフによるチーム医療により地域で最も信頼される医療施設になることを目指しています。加えてあらゆる救急疾患に対応する救急科は救急車受入台数や受入率が地域でトップレベルであり埼玉県からも高く評価されてきましたが、今回その実績が認められ、増加する高齢者救急等に対応できる新病棟建築が認可されました。2022年の竣工により病院機能を更に高めて皆さまに貢献することを必ず実現いたします。
当院はこれからも医療の質の向上と患者さまサービスの向上を中心として謙虚に高みを目指して参ります。そして一日も早いコロナの収束に向けて活動して参ります。今年も皆さまのさまざまなご相談に対応できる身近な病院としてどうぞご利用ください。
令和3年 元旦 病院長 秦 怜志